企業概要

かなり普通とは異なる組織にようこそ

1921年創業のスコット・ベイダーは、今では世界各国で計600余人を雇用する、2億2700万ユーロのグローバル化学企業です。カナダ、南アメリカ、インドでの新事業をはじめ、世界各国に製造拠点を持つ当社は、多岐にわたる合成樹脂とポリマーを製造し、様々な市場に向けて流通、販売を行い、革新性、高品質、そして優れた顧客サービスで定評を得ています。

2020年に向けたビジョン

「中核事業を育てつつ、特殊分野の国際的な成長に注力する持続可能な企業;社員のコミットメントとエクセレンスにより繁栄する企業」

スコット・ベイダーは特異な所有・統治体制により、他の組織とは大きく異なりますが、

これは、創立者であるアーネスト・ベイダー氏とその家族が、1951年に会社を社員に贈与したことに端を発しています。同社の株式が、保証有限会社かつ登録慈善団体であるスコット・ベイダー・コモンウェルス・リミティッドに譲渡され、共同信託会社が生まれたのです。

民主的参加で、会社の健全性がそこで働く人々に委ねられる会社を作りたいと彼は思っていました。スコット・ベイダーで働く人々は、「ザ・コモンウェルス」のメンバー、つまり、会社の資産の共同信託人になることができます。各世代は、組織が成功し続けるように努め、それによって将来の世代がその存続からメリットを得られるようにしていかなければなりません。

当社には自治機構があり、これが事業や雇用関係、また広範なコミュニティとの関わりにおいて、大きな特徴をもたらしています:

  • スコット・ベイダーは買収不可能です。それが、全ての取引関係に長期的な安定性と協力関係をもたらします。
  • 共同信託人である社員には、オーナーとしての責任があるため、それが会社の継続した成功のためのより大きなコミットメントと取り組みを生み、積極的な参加を推進します。
  • 当社が慈善団体であるということが、広いコミュニティへの責任ももたらします。

社外株主がおらず、当社を買収することは不可能であることから、より安定した長期的視野で物事を考えることができます。強い決意をもって従業員、社会、そして環境を支援する私たちは、企業の社会責任という言葉が一般化するずっと前から、創業者がこれを私たちの企業文化の核としたために、社会的に責任のある企業でした。私たちはそのことを誇りに思っています。

  • スコット・ベイダーには明確な価値と、指針となる原則があります。
  • 規制に準拠し続け、また質の高い製造ができるように、年間収益のかなりの割合が社の資産に再投資されます。
  • 毎年最低額をチャリティに寄付しなければなりません。

従業員の関与と慈善募金という社会目的と、経済的成長と効率維持のための事業ニーズとの間のバランスを保つべく、私たちは努力しています。

これによって顧客あるいはサプライヤーにとって当社が優れた取引相手となることができるのです。

ぜひ取引相手として当社を選んでいただければ幸いです。

下記の添付資料をクリックすると概要 About Scott Bader「スコット・ベイダーについて」をお読みいただけます。

スコット・ベイダーは従業員所有事業協会の会員です。

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